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離婚裁判に納得できない場合の対処

離婚裁判では余り見られることはありませんが、判決内容を不服として控訴・上告されることがあります。日本は三審制を採用しているため、一度目の裁判で納得できなければ、控訴などで争っていくことが可能なのです。ただし、基本的に離婚裁判では初度の裁判で判決が下れば、そこから逆転される可能性はあまり高くないとされることもあります。それでも控訴したりすることもできますが、それでも状況が変わらなかったら、どうするべきでしょうか。基本的に裁判での決着は強力な効果を持ち、自身の都合で内容を変えることは難しいものです。例外としては離婚後に生じた事由によって、離婚裁判での決め事を変更できる場合があります。例えば親権者の体調が崩れたとか、養育費の支払い義務がある方の就労状況が変化したなどの場合です。これらの場合は確実に変更できるとは限りませんが、場合によっては内容を切り替えていくこともあります。いずれにせよ個人での判断は極めて難しい部分なので、まずは弁護士に相談していくのがおすすめです。

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